サステナブルな酪農、有機循環型酪農を、もっと身近に。
オーガニックを、もっと気軽に。

子牛への哺乳
もくじ

朝、お腹をすかせた子牛に哺乳(ほにゅう)します。

生後2か月以内の子牛は専用のカーフハッチ(個室)で育てています。子牛は病気にかかりやすいため、他の牛とは分けて1頭ずつ大切に飼育されています。

子牛には哺乳瓶や哺乳バケツで生乳をゆっくり飲んでもらいます。子牛は1回でなんと約3リットル、牛乳パックで言えば3本分!の生乳を飲みます。夕方にも同じ量を飲むので、計約6リットルを飲みます。

子牛の哺乳用の生乳は、出産したばかりの母牛の生乳を主に使います。母牛の生乳は免疫物質をたくさん含んでおり、子牛の免疫をつけるためには欠かせない食事なのです。

子牛への哺乳の際には、子牛の健康状態をチェックすることも酪農家の重要な仕事。子牛の体調が優れない場合は、早めに獣医さんに診察してもらいます。