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ホルスタイン牛とは?白と黒のもようの牛のひみつをやさしく解説

ホルスタイン牛とは?白と黒のもようの牛のひみつをやさしく解説
もくじ

みなさんが毎日飲んでいる牛乳(ぎゅうにゅう)や、ヨーグルト、チーズ。これらは牛のお乳から作られています。なかでも、お乳を出すために育てられている牛を「乳牛(にゅうぎゅう)」といいます。その代表が、白と黒のもようの「ホルスタイン牛」です。この記事では、

  • ホルスタイン牛とは?
  • ホルスタイン牛のとくちょう
  • ホルスタイン牛と日本の酪農(らくのう)
  • ピュアナチュールと別海(べつかい)ウェルネスファーム

について、やさしく紹介していきます。ちなみに、牛や酪農(らくのう)は、中学受験(じゅけん)の社会でも取り上げられることがあるテーマです。

ホルスタイン牛とは?

「牛」と聞いて真っ先に思いうかぶのは、白と黒のまだらもようの牛ではないでしょうか。それがホルスタイン牛です。日本で飼(か)われている乳牛(にゅうぎゅう)の約99%がホルスタインです。体が大きく、お乳をたくさん出せるため、世界中で広く飼われています。

ホルスタインのふるさと(原産地・げんさんち)は、オランダのフリースランド地方と、ドイツのホルスタイン地方だといわれています。「ホルスタイン」という名前も、このドイツの地名に由来しています。正式名称は「ホルスタイン・フリーシアン種(しゅ)」といい、日本には明治(めいじ)時代の1885年ごろ以来にアメリカなどから輸入され、日本の酪農を支える代表的な乳牛となりました。

ホルスタイン牛のとくちょう

■ もようは一頭ずつちがう

ホルスタインの白と黒のもようは、一頭(いっとう)ずつすべてちがいます。人間の指紋(しもん)のように、同じもようの牛は一頭もいないといわれています。そのため、牧場(ぼくじょう)で牛を見分ける際の大切な目印にもなっています。

■ 体が大きくてお乳がたくさん

ホルスタインは、大人のメスで体重が約650キログラム、肩から地面までの高さである体高(たいこう)は約140センチメートルにもなる大きな牛です。1年間に出すお乳の量は、なんと約6000〜8000キログラムにもなります。この「お乳が多い」というとくちょうが、日本の牛乳や乳製品づくりを支えています。

■ 寒さに強く、暑さに弱い

ホルスタインは、性格(せいかく)がおとなしくてやさしい牛です。そして、寒さに強く、暑さに弱いという性質を持っています。そのため、すずしい地域(ちいき)で飼うのに向いています。このことが、あとで紹介する「日本の酪農(らくのう)」と深く関係しています。

■ もう一つの乳牛「ジャージー牛」

ホルスタインの次に多く飼(か)われている乳牛が「ジャージー牛」です。うすい茶色の毛がとくちょうで、お乳の量はホルスタインよりも少ないですが、コクのある濃(こ)いお乳を出します。日本の乳牛は、おもにこのホルスタインとジャージーの2種類(しゅるい)が中心になっています。


ホルスタイン牛と日本の酪農(らくのう)

日本の牛乳や乳製品の多くは、北海道で作られています。北海道は、生乳(せいにゅう=しぼったままの牛のお乳)の生産量(せいさんりょう)も、乳牛の数も日本一で、なんと全国のおよそ半分以上をしめています。¹


北海道で酪農がさかんな理由は、大きく2つあります。1つ目は、暑さに弱いホルスタインに適した、すずしい気候(きこう)。2つ目は、牛のエサとなる牧草を育てるための広い土地があることです。こうした条件に恵まれているため、北海道では大規模な酪農が発展してきました。

その北海道にあり、生乳の生産量が日本一の町が「別海町(べつかいちょう)」です。別海町は、根釧台地(こんせんだいち)という広大な土地と、すずしい気候にめぐまれ、明治時代、開拓(かいたく)が行われていたころから酪農がさかんでした。町には約10万頭もの乳牛がいて、その数はなんと町の人口の約7倍にもなります。1年間にしぼられる生乳は約50万トンにもなり、まさに「酪農王国(らくのうおうこく)」とよばれるにふさわしいまちです。

ピュアナチュールと別海(べつかい)ウェルネスファーム

この生乳生産量日本一のまち・別海町には、「別海ウェルネスファーム」という牧場があります。ここでは、「人・牛・環境(かんきょう)にやさしい有機循環型酪農(ゆうきじゅんかんがたらくのう)」を目指し、農薬(のうやく)を使わないエサで健康に育てた牛から、オーガニックの生乳をしぼっています。

この別海ウェルネスファームのオーガニック生乳から作られているのが、ピュアナチュールオーガニックヨーグルトです。じっくり時間をかける2段階発酵(はっこう)で、とろっとなめらかで濃厚(のうこう)な味わいに仕上げています。牛たちが元気に暮らせる環境が、おいしいヨーグルトづくりにつながっています。


まとめ

ホルスタイン牛は、白と黒のまだらもようが特ちょうの乳牛で、日本の乳牛の約99%をしめています。体が大きく、お乳をたくさん出すことから世界中で飼育されており、また寒さに強く暑さに弱いため、日本では特に北海道で多く飼われています。なかでも別海町は、生乳生産量が日本一の「酪農王国」。みなさんが毎日口にする牛乳やヨーグルトは、牛たちと、牛を大切に育てる酪農家(らくのうか)さんのおかげで作られています。今度ヨーグルトを食べるときは、北海道の牛や牧場のことを、少し思いうかべてみてくださいね。


¹令和6年時点

²別海町の人口および乳牛飼養頭数から算出(令和6年時点)





出典:

一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会「日本のジャージー

中央酪農会議「乳牛の種類による違い

農林水産省「畜産・酪農に関する基本的な事項