あたらしい酪農
オーガニック給食の広がり
もくじ
農林水産省によると、2023年度時点で278の市区町村が、学校給食にオーガニック(有機)食品を導入しています。これは過去最多だった2022年度を4割以上も上回る数です。
こうした動きの背景にあるのが、「オーガニックビレッジ」の普及です。オーガニックビレッジとは、地域ぐるみで有機農業に取り組み、生産から学校給食などの消費までを一体で進める、地産地消型の取り組みのこと。2025年度には、合計で154の市区町村がこの取り組みを実施しています。
オーガニック食品の市場拡大における課題のひとつは、安定した需要先が見つかりにくいことです。その点、学校給食を安定的な販路とすることで、「安心・安全な食材を子どもたちに届けたい」というニーズと、「オーガニック食品をもっと生産したい」という有機農業に取り組む人の想いを、うまく結びつけることができます。
オーガニックビレッジの取り組みが今後さらに広がることで、より多くの地域で、学校給食にオーガニック食品が取り入れられていくことが期待されています。
これらの取り組みは、子どもたちの食を支えると同時に、地域農業、そして日本の持続可能な食の未来を育む一歩になるのかもしれません。
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