サステナブルな酪農、有機循環型酪農を、もっと身近に。
オーガニックを、もっと気軽に。

有機酪農のいま

後藤 初美さん(料理家&フランス食文化研究家)~別海ウェルネスファームで牧場体験~

後藤 初美さん(料理家&フランス食文化研究家)~別海ウェルネスファームで牧場体験~
もくじ

オホーツク海に面する北海道別海町にて有機循環型酪農を実践する別海ウェルネスファームに、ピュアナチュール™オーガニック アンバサダーの後藤 初美さん(料理家&フランス食文化研究家)が訪問。酪農家とともに、有機専用牧場を実際に体験してもらいました。

後藤 初美さんからのコメント

有機循環型酪農に取り組んでいる別海ウェルネスファームを知ったきっかけはピュアナチュール™オーガニック ワークショップ~オーガニックをもっと身近に~でした。その際一番印象に残ったのが、有機かつ循環型酪農を行なっていることと、映像に出ていた牛たちの幸せそうな姿です。

特別動物好きではない私ですが、ワークショップを通じて、牛たちがこの牧場でどう過ごしているのか、フリーストール飼育を見てみたい、牧場で働く酪農家がどう関わっているのかを知りたくなりました。

実際に有機専用牧場を訪問した際には、その真摯なお取り組みに大変驚きました。私たち人間が日々安全で便利な生活を送っているのと同じように、牛たちが心身の健康を保ちながら清潔で豊かな環境を楽しんでいることが一目見てわかったからです。


その毛艶の良さ、食欲旺盛な姿、好きな時に好きなだけ外と行き来する自由。この牧場で気ままに過ごす牛たちの姿は作り物ではなく本物でした。心配していた牧場独特の匂いもなく、むしろ緑の牧草や発酵した有機飼料の香りが好ましいほど。気づくと自分自身もすっかり緊張が解けてその場に馴染んでいました。たい肥については、完全に発酵させた最終形では牛の排泄物とは思えない馴染みのある土の香りに変わっていました。

この農場の牛たちは全てA2遺伝子をもち、A2ミルクを産することで安心安全に加えて美味しさと機能性を備えた乳製品を提供してくれます。ピュアナチュール™オーガニック乳製品の美味しさの秘密がすっと腑に落ちました。料理と同じことなのですね。新鮮で良い食材は、その特徴を生かしてシンプルに料理することで美味しさが際立ちます。それは一見地味でも飽きのこない味です。逆に質や鮮度が劣るものは、調味料や強い風味付けで素材の味をわからなくさせることに繋がります。



カネカのグループ運営牧場 別海ウェルネスファームが実践していることは、「牛よし、人よし、消費者よし」の有機循環型なのだと改めて強く感じました。

今後、有機専用牧場のA2ミルクの生産が増えていくことで、全ての乳製品にオーガニックA2ミルクが使われるのが当たり前になる・・・近い将来、そんな日が訪れることを期待しています!

後藤 初美さん(料理家&フランス食文化研究家)


Instagram: https://www.instagram.com/lepetitfour823/ 

HP:  http://www.hatsumi-823.com/index.html